うつ病の人は、1999年を境に急激に増加しました。 ご存じない方がほとんどかと思いますが、実はこの年は抗うつ薬のSSRIのルボックス(別名:デプロメール)が認可された年でもあります。 抗うつ剤の市場規模は、1998年の145億円程度から2010年の1100億円へと急拡大しています。日本の人口は減少し続けているにも関わらず現在も成長の一途をたどっているのです。 そして、2019年現在「うつ」や「躁うつ」などの気分障害に関わる治療は、カウンセリングや投薬治療にとどまらず、TMSという頭に渦電流を流してニューロンを直接刺激する大変高額な治療など様々なオプションが選択できます。 そしてこのオプションを選択するのは、最終的には、自分の意思決定や判断にも自信を無くしている、患者自身なのです。 「医者に言われたから」「有名な薬だから」「薬に頼りたくないから」などと、安易に治療をしていると、後で取り返しのつかないことになるかもしれません。 本書を手にとっていただいた方には、実際にどうやって私が「躁うつ病」を克服したのかを、具体的なエピソード、ワークとともに紹介し、かつての私のように、社会で「少し疲れた人」を食いものにした巨大なマーӞ
うつ病の人は、1999年を境に急激に増加しました。 ご存じない方がほとんどかと思いますが、実はこの年は抗うつ薬のSSRIのルボックス(別名:デプロメール)が認可された年でもあります。 抗うつ剤の市場規模は、1998年の145億円程度から2010年の1100億円へと急拡大しています。日本の人口は減少し続けているにも関わらず現在も成長の一途をたどっているのです。 そして、2019年現在「うつ」や「躁うつ」などの気分障害に関わる治療は、カウンセリングや投薬治療にとどまらず、TMSという頭に渦電流を流してニューロンを直接刺激する大変高額な治療など様々なオプションが選択できます。 そしてこのオプションを選択するのは、最終的には、自分の意思決定や判断にも自信を無くしている、患者自身なのです。 「医者に言われたから」「有名な薬だから」「薬に頼りたくないから」などと、安易に治療をしていると、後で取り返しのつかないことになるかもしれません。 本書を手にとっていただいた方には、実際にどうやって私が「躁うつ病」を克服したのかを、具体的なエピソード、ワークとともに紹介し、かつての私のように、社会で「少し疲れた人」を食いものにした巨大なマーӞ