19世紀末葉に朝鮮国王の顧問官だった著者によって書かれた本書は、当時の清朝と朝鮮の関係ばかりでなく、近代東北アジア史の重大な一局面を伝え、その後の日本、ロシアの動向などを考えても示唆的である。厳密な校訂を経たその英文テキストと訳文、そして詳細な註釈を付す。
19世紀末葉に朝鮮国王の顧問官だった著者によって書かれた本書は、当時の清朝と朝鮮の関係ばかりでなく、近代東北アジア史の重大な一局面を伝え、その後の日本、ロシアの動向などを考えても示唆的である。厳密な校訂を経たその英文テキストと訳文、そして詳細な註釈を付す。