発行者のことば 近代インドの名高い精神的指導者スワーミー・ヴィヴェーカーナンダは、自己実現と礼拝の精神による人類への奉仕の双方を目的として、1897年ラーマクリシュナ・ミッション(奉仕団)を設立した。こうした理想に霊的な息吹を与えたのは、シュリー・ラーマクリシュナとその伴侶シュリー・サーラダー・デーヴィーであり、彼女は地上における彼の使命の協力者であった。 現在世界的な規模に成長したラーマクリシュナ僧団は、宗派や主義にとらわれない幅広い組織で、予言者が乱立する今日の世界に不可欠となる宗教的調和を説いて実践している。またラーマクリシュナ僧団は創設者にならって、宗教を追求する上での科学的な探究を奨励し、瞑想的な生活と社会的に活発な生活の統合をはかるものである。 2カ国語で書かれた今回の出版物には、シュリー・ラーマクリシュナ、シュリー・サーラダー・デーヴィーそしてスワーミー・ヴィヴェーカーナンダというラーマクリシュナ僧団の聖なる三位一体の伝記の他に、僧団の理想と活動が大変簡潔に記されている。本書はまた僧団の日本支部の歴史と活動についてもいくぶん詳しく載せてある。 本書は、ラーマ&
発行者のことば 近代インドの名高い精神的指導者スワーミー・ヴィヴェーカーナンダは、自己実現と礼拝の精神による人類への奉仕の双方を目的として、1897年ラーマクリシュナ・ミッション(奉仕団)を設立した。こうした理想に霊的な息吹を与えたのは、シュリー・ラーマクリシュナとその伴侶シュリー・サーラダー・デーヴィーであり、彼女は地上における彼の使命の協力者であった。 現在世界的な規模に成長したラーマクリシュナ僧団は、宗派や主義にとらわれない幅広い組織で、予言者が乱立する今日の世界に不可欠となる宗教的調和を説いて実践している。またラーマクリシュナ僧団は創設者にならって、宗教を追求する上での科学的な探究を奨励し、瞑想的な生活と社会的に活発な生活の統合をはかるものである。 2カ国語で書かれた今回の出版物には、シュリー・ラーマクリシュナ、シュリー・サーラダー・デーヴィーそしてスワーミー・ヴィヴェーカーナンダというラーマクリシュナ僧団の聖なる三位一体の伝記の他に、僧団の理想と活動が大変簡潔に記されている。本書はまた僧団の日本支部の歴史と活動についてもいくぶん詳しく載せてある。 本書は、ラーマ&